不要な服、素材から素材へと循環 アーバンリサーチ

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神田明美
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 廃棄される衣料は、アパレル業界の長年の課題だ。大量生産大量消費のファストファッションの台頭もある。最近は、環境影響や生産者の労働環境に配慮した「エシカル(倫理的)」な商品への指向が強まり、業界体質も変わりつつあるが、不良品や、汚れて売れない商品はどうしても出る。

 アパレル大手アーバンリサーチ(本社・大阪市)はこの課題の解決に取り組み、廃棄物が出ない循環を作ろうとしている。

 麻や綿、ポリエステルなど様々な素材が使われる衣料は、再生リサイクルには素材ごとに分ける必要があり、進んでこなかった。だが京都工芸繊維大学が中心のプロジェクト「カラーリサイクルネットワーク」が、衣料を色で分別すれば素材の種類によらず再び素材にできる技術を開発した。その技術を使い、廃棄されるはずの衣料をシート状の素材に再生し、多用途バッグやスマートフォンケースにしている。2018年に販売を始めた雑貨ブランド「commpost(コンポスト)」だ。

 このブランドの雑貨は、不要…

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