高齢者の副反応調査に遅れ 厚労省、システム調達進まず

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 新型コロナウイルスのワクチンを接種した高齢者に対し、厚生労働省が実施する予定だった副反応調査が大幅に遅れている。4月12日に始める予定だったが、システム調達の遅れで、開始のメドすらたっていない。システムを巡るミスは、不具合が相次いだ感染者との接触を知らせるアプリ「COCOA(ココア)」に続く。

 遅れているのは「接種後健康状況調査」。各都道府県ごとにあらかじめ選んだ会場で接種した人のうち、希望者に接種当日、1週間後、2週間後の体調をSNSに入力してもらう計画だ。具体的には、接種後に37・5度以上の発熱があったか▽注射した部分が赤くなったり腫れたりしていないか▽全身にだるさが出ていないか――などといった、副反応が疑われる症状について尋ねる。

 重い副反応については、医療機関などを通じて把握するが、一般的な副反応について、早期に情報を集めるのが目的。1種類のワクチンにつき100万件の回答を集めて公表する予定。厚労省は「国民の安心・安全に資することが期待される」とし、医療従事者を対象とした「先行接種者健康調査」とは別に進める予定だった。

 ところが、高齢者の接種が始…

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