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インドからの入国、検査と待機日数増を検討 変異株猛威

新型コロナウイルス

佐藤達弥 菅原普
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 政府は新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者数が40万人を超え、変異ウイルス(変異株)の流行国に指定されているインドからの入国者について、入国前後の検査回数を現在の3回から4回に増やす方向で最終調整に入った。7日に開く予定の政府対策本部で決定する見通しだ。

 政府は、インドを含む32の変異株流行国・地域からの入国者に対し、現地からの出国前、日本への入国時、入国後3日目の計3回の検査を求めている。3回目の検査でも陰性だと確認できれば、検疫所が確保する宿泊施設から自宅などに移ることを認めている。

 政府関係者によると、今回、これに加えて、インドからの入国者に求める宿泊施設での待機期間を3日間から6日間に延長。3日目に加えて、6日目も検査を受けてもらう案を検討している。入国前後の検査回数を増やし、感染者の発見につなげる狙いがある。

 インドの隣国で、変異株流行国に指定されているパキスタンに対しても、同様の措置を取る方向で検討している。(佐藤達弥、菅原普)

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