飛騨のジビエをおうちで サイトデザインは学生ら担当

山下周平
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 岐阜県飛驒地域の特産品をインターネットで販売している「ヒダカラ」(飛驒市)が、期間限定で野生の獣肉ジビエの販売に取り組んでいる。ジビエに関わりの少ない県外の大学生らがプロジェクトの立ち上げから参加し、ジビエ初心者にも購入してもらえるように知恵を絞った。

 同社は昨冬にも高山市の猟師一家が営む「飛驒狩人工房」のクマ鍋セットなどを販売。売り行きは好調で、手応えを感じた両社は、ジビエ初心者にも食べやすく、肉のうまみを感じられるローストを開発した。湯煎するだけで食べられる状態で販売するなど、コロナ禍の巣ごもり需要を意識した。

 4月22日にネット販売を始め、注文は当初の販売目標の倍の100万円を超えた。購入を呼びかけるページ冒頭には、ローストされた美しい赤身肉の塊に包丁が入り、「ジビエの概念が変わる」とのキャッチコピーが並ぶ。

 このページの制作は、企業での経験を積むためのインターンに応募してきた学生ら3人が担当した。3人は東京や山形の出身で、いずれもデザイナーを目指している。

 今回の企画を任された3人は2週間の研修期間中、狩人工房の猟師を取材したり、実際に試食したりして、なじみのなかったジビエに触れた。互いのデザインの長所を生かしつつ、おいしさを前面に高級感のあるページを目指したという。東京都の田島ゆうかさん(22)は「めったにできない経験ができ、自信になった」と話す。

 シカとイノシシのローストのセット(7800円)や3種のカレーセット(4200円)など。購入は大手クラウドファンディング「キャンプファイヤー」(https://camp-fire.jp/別ウインドウで開きます)から。31日まで。(山下周平)