健診未受診なら児相通告 虐待防止の「福岡ルール」策定

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山田佳奈
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 福岡県田川市で1歳4カ月の三男に必要な治療を受けさせずに死なせたなどとして両親が起訴された事件で、専門家による県の検証部会は6日、報告書をまとめた。市や児童相談所がリスクを適切に判断できていなかったと指摘し、乳幼児健診の未受診が続いた場合の対応を明文化した独自のルールを提言した。

 三男は2018年12月に死亡。両親は、重度の低栄養状態にもかかわらず放置したとして、保護責任者遺棄致死罪で起訴された。父親は、エアソフトガンで三男にけがを負わせたとして傷害罪でも起訴された。

 報告書は、男児やそのきょうだいの健診の未受診が常態化していたが、市による安否確認もできず、市や児相の危機意識は低かったと指摘。乳幼児健診が未受診だった場合、市町村の安否確認が2回できなければ児相に連絡する▽3回目でも確認できなければ児相に虐待通告する▽児相による家庭訪問でも安否を確認できなければ出頭要求などの強い措置に移る、との再発防止策を示した。こうした手順を「福岡ルール」と名付け、今後の対応策として明文化した。

 県はこの福岡ルールを7日に…

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