君は君、僕は僕、されど……立憲と共産が「共闘」確認

共産立憲

北見英城
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 立憲民主党安住淳国会対策委員長共産党穀田恵二国対委員長は7日、国会内で会談し、選挙協力も含めて今後も連携を深めていくことを確認した。6日の衆院憲法審査会では、国民投票法改正案の採決をめぐり、両党の対応が分かれたが、「共闘」に影響がないことを演出した形だ。

 「連携を強化するための会だ。お別れの会ではない」。会談の冒頭、安住氏は記者団にこう語り、穀田氏も笑顔で迎えた。会談後も2人は並んで記者団の質問に答えた。

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会談後、記者団の取材に応じる立憲民主党の安住淳国会対策委員長(左)と、共産党の穀田恵二国対委員長=2021年5月7日午前、国会内、北見英城撮影

 穀田氏は「選挙をはじめ国会対応についても、野党の共闘はいささかもゆるがないということを確認した」と語った。

 安住氏も、今国会の対応について、「実は野党共闘にとって試練は、やっぱり国民投票法の対応だった。できるだけ亀裂を生まないようにチームワークよくやっていきたいと心掛けていたが、どうしても採決はわかれる部分があった」と打ち明けた。

 その上で「それぞれの違いは理解しながら、武者小路実篤じゃないけど、『君は君、僕は僕、されど仲良き』ではないが、打倒自民党という点で連携していきたい」と述べた。

 国民投票法改正案をめぐっては、改正案の施行後3年をメドにCM規制などの「措置」を講じることを明記した修正案を立憲が提示。自民が受け入れたため立憲は修正案に賛成した。

 これに対し、共産党は立憲側に反対の意思を伝達、採決でも反対した。志位和夫委員長は6日の会見で「立憲民主党と態度がわかれたのは残念」と語った。一方で「安倍・菅改憲には反対するという大きなところで一致がある。総選挙に向けた共通政策にきちんと明記し、戦っていくのが大事だ」と選挙協力に前向きな姿勢を示していた。(北見英城)

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国会内で会談する立憲民主党の安住淳国会対策委員長(右)と、共産党の穀田恵二国対委員長=2021年5月7日午前、国会内、北見英城撮影