太陽の両側に光の塊 北海道・標津で「幻日」現れる

大野正美
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 太陽の両側に光の塊があるように見える「幻日(げんじつ)」が7日の夕方、知床半島から続く山々を望む北海道標津町の空に現れた。太陽の光が、巻層雲など高層の雲をつくる氷の結晶に反射し、屈折して起きる珍しい現象だ。

 この日の同町の最高気温は25・7度と、今年初めての夏日となった。町北部を流れる忠類川の河口では、漁船のシルエットの上に光の塊がくっきりと浮かんだ。通常、幻日は10分ほどで消えることが多いが、この日は、青空が広がる午後5時過ぎから夕焼け、日没へと、微妙に色をうつろわせる光の芸術となり、1時間以上も人の目を楽しませた。(大野正美)