ファイザー、コロナワクチンの正式承認を申請 米当局に

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ワシントン=合田禄
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 米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックは7日、新型コロナウイルスのワクチンの16歳以上への接種について、米食品医薬品局(FDA)に正式な承認申請をしたと発表した。FDAはファイザー製など3種類のワクチンに緊急使用許可を出しているが、正式な承認が出れば初となる。

 緊急使用は、公衆衛生上の緊急事態が起き、承認された治療薬やワクチンがない場合などにのみ許可される。正式な承認に必要なすべてのデータがなくても使用が認められる制度で、許可が取り消されることもある。実際に新型コロナの治療薬として緊急使用許可が出た抗マラリア薬ヒドロキシクロロキンは、昨年6月に使用許可が撤回されている。

 米疾病対策センター(CDC)によると、ファイザー製のワクチンは米国内で1億3500万回以上接種されている。ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は「数カ月以内に完全な承認を得るために、FDAとともにこの申請を完了させたい」とコメントを出した。

 ファイザーはこのワクチンの緊急使用許可を12~15歳にも拡大するための申請もしている。CDCは12日に拡大するか検討する会議を開く予定で、その前にFDAが許可を出す可能性がある。(ワシントン=合田禄)

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