札幌で酒類提供自粛 北海道が「まん延防止」で追加対策

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 北海道は、新型コロナ対応の特別措置法上の「まん延防止等重点措置」が9日から道に適用されることを受け、8日午後、道庁で新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。会議では感染が急拡大している札幌市を対象に、新たな対策を行うことを決定。飲食店での酒類提供自粛やイベントの人員制限、企業の出勤者7割削減など、緊急事態宣言に準じた対応を取る。一連の対策は9日から順次開始し、31日まで実施する。

 鈴木直道知事は会議で、「(重点措置は)札幌市を対象とする地域限定の緊急事態宣言ともいえる極めて強い措置。全道へのまん延を防ぐ最後のとりでだ」と述べ、道民に感染拡大防止策への協力を呼びかけた。

 札幌市内の飲食店に対しては12日から、酒類の提供自粛(客の持ち込みも含む)を要請し、営業時間は午後8時までとする。要請に応じた事業者には、中小企業は1店あたり3万~10万円、大企業は最大20万円の支援金を出す。

 イベント開催については11日から、人員の上限を5千人とし、場内での酒類の提供自粛(客の持ち込みも含む)を求める。イベントの開催時間は午後9時までとする。参加者が1千人を超える場合は道への事前相談も求める。

 飲食店以外のスポーツ施設やパチンコ店、スーパー銭湯など人が集まる施設でも、酒類の提供自粛やイベントの人数制限などを求める。

 このほか、企業にはテレワークや時差出勤により出勤者数の7割削減を目指すよう求めるほか、札幌市営地下鉄や市電の終電繰り上げ、学校行事(運動会、体育祭、修学旅行など)の中止や延期、縮小を求める。

札幌市内での新たな対策(9~31日、順次実施)

「重点措置」適用を受けた札幌市内での対策(9~31日、順次実施)

 ◆飲食店・カラオケ店への要請(12日から)

 ・営業時間は午前5時から午後8時まで(継続)

 ・酒類提供を終日自粛(店内持ち込み含む)

 ・カラオケ設備の利用自粛

 ・支援金は中小企業で1店あたり1日3万~10万円、大企業は最大20万円(調整中)

 ◆イベントは人数5千人以下。営業は午後9時まで。酒類提供は終日自粛(11日から)

 ◆時差出勤やテレワークなどで出勤者7割減を目指す

 ◆運動会、修学旅行など学校行事の中止や延期、縮小

 ◆百貨店映画館などの営業時間は午後8時まで。酒類提供は終日自粛(12日から)

 ◆終電の繰り上げ(市営地下鉄30分、市電20分)、大通駅とさっぽろ駅で検温実施(12日から)

 (不要不急の外出・往来の自粛、市立・道立施設の休館、学校部活動の原則休止なども継続)

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