カーリング女子、次の代表はロコ?道銀?両角友佑が分析

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平昌五輪日本代表スキップ
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 カーリング女子の日本代表・北海道銀行は、世界選手権を通算5勝8敗の11位で終えた。上位6チームに与えられる北京五輪出場枠は得られず、世界最終予選に持ち越しになった。勝負を分けたポイントはどこか。そして、最終予選はどうなるのか。2018年平昌五輪に出場し、女子の中部電力でコーチも務める両角友佑(TM軽井沢)に聞いた。

 日本のショット成功率は5位。技術的に劣っていたわけではなく、もっと上位に入ってもおかしくなかった。4~11位の差は本当にわずか。それだけに悔やまれるのが、2―5で敗れた中国戦だ。

 今季の北海道銀行は、ここぞのドロー(石を置くショット)が強みだったが、この中国戦ではテイク(石をはじき出すショット)を選びがちだった。ドロー中心の戦い方は、ハウス内に石がたまるため余計な失点をするリスクもある。直前のスコットランド戦で5―10と差をつけられて負けたことが、影響したのかも知れない。

 北海道銀行としては6年ぶりの世界選手権。金メダルを目標に掲げてはいたが、「最低でも6位以上」というのは頭にあったはず。その中で、一つの負けが迷いを生むことがある。日本代表として勝利を求められる世界選手権は、純粋にカーリングだけを考えていられた日本選手権とは違う。しかも今年はバブルでの開催で息抜きもできず、選手や関係者からコロナ陽性者が出て、試合以外で神経を使うことが多かったはずだ。

 それでも、次のチェコ戦からは自分たちの戦い方を取り戻していた。負けが続いた試合も、ほんの1エンドの、たった1投で負けてしまうというぎりぎりの試合ばかりだった。7―5で勝った強豪カナダ戦は自信を持って試合をコントロールしていて、すごくいい試合だった。特に印象的だったのは、第8エンド。スキップの吉村紗也香選手が、ランバックを立て続けに2投決めて点を奪いにいった姿は、常呂高や札幌国際大のメンバーとして日本選手権を沸かせていたジュニア時代の、押せ押せな吉村選手を思い出させた。最後の試合となったスウェーデン戦も、負けはしたが複数点を狙いに行くチャレンジを見せていた。

 かなりの悔しさがあると思うが、それ以上の手応えをつかんだはずだ。納得して大会を締めくくったと思う。

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