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「もう勘弁」宣言前最後の週末の行楽地 感染者は最多に

有料会員記事新型コロナウイルス

皆木香渚子、堀川勝元、中川史、上山浩也
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 12日から緊急事態宣言の対象に追加されることになった愛知県。3度目の宣言下の日々を迎える前の最後の週末、「かけこみ」で行楽地に出かける人の姿も目立った。しかし、8日に愛知県が発表した新型コロナウイルスの感染者数は、初の500人超となる575人。感染拡大の勢いはとまらない。

 「もう勘弁してほしいね」

 愛知県が過去最多となる感染者数を明らかにした8日夕方。名古屋市中区の大須商店街で、ポップコーン店店員の男性(45)は、そう言ってため息をついた。

 新型コロナの感染が広がって以降、若者らに人気の大須でも人通りが激減。ようやく、今年の大型連休は、「例年の8割ぐらい」の人出に戻ったと感じていた。

 ところが、愛知県にも3度目の緊急事態宣言が出されることが7日に決まり、8日の人出は「例年の土日の2、3割ぐらいじゃないか」。近隣でも、駄菓子店などすでに閉店した店もある。「客足が戻らない苦しみを、政治家は本当にわかっているのでしょうか」

 ギョーザ店の店長の男性(45)も、戻りつつあった活気が、緊急事態宣言で消えることを懸念する。コロナ前なら満席だったはずという店内に、客の姿はまばらだった。「厳しいけど、くさってばかりもいられない」。自分に言い聞かせるように話した。

 メイド喫茶の女性従業員(20)も、「しっかり感染対策はしているが、県外からの観光客が少なくなるかもしれない」と宣言の影響を懸念していた。

かけこみで「観光」

 12日から愛知県でも宣言下…

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