母国の家族を案じる日々 隣国タイで働くミャンマー人

有料会員記事ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希
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 ミャンマーで国軍がクーデターを起こし、権力を握ってから3カ月以上が過ぎた。抗議する市民への過酷な弾圧が伝えられるなか、隣国タイで働くミャンマー人たちは故郷の家族の安全と母国の行く末を案じながら、不安な日々を送っている。

 バンコクで庭師として働くタンフウェーさん(37)は、お金がたまったら妻と故郷の東部コーカレイに戻るのを励みに仕事を続けてきた。だが、750人を超える市民が殺されている現状を見て、諦めた。「タイで働き続ける。将来、ミャンマーに戻れるかどうかまったくわからない」

 故郷の母にはブローカーを通じて仕送りを続けている。母は週に2度、市場に行く以外は家から出ないという。近くに国軍の拠点があり、周囲に大勢の兵士がいるからだ。

 地域の住民は長年、国軍兵士…

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