世界品質のワインを 本土最東端の地でブドウ畑を造成へ

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大野正美
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 北海道根室市で、世界品質のワインづくりを目指してブドウ畑の造成が始まった。同市に本社を置く風力発電会社「CEF」のグループ企業「最適農業」が今後、醸造所など諸施設も整備し、2024年秋にはブドウを収穫する。まずはスパークリングワインの生産を開始する予定だ。

 2社の社長を兼ねる鎌田宏之氏(60)によると、最適農業は昨年11月に設立。本土最東端の納沙布岬に近い根室市双沖(ふたおき)などに、牧場用地だった土地約40ヘクタールを確保した。このうち7ヘクタールでブドウ畑の造成を進め、約2万2千本の苗木を植える予定という。8日には起工式があった。将来的に百ヘクタール規模への拡大も目指す。

 スパークリングワインは主にロゼの生産を目指し、ピノ・ノワールなど3品種を植える。収穫されたブドウは瓶詰で熟成され、物流センターから直接出荷するなど、双沖の醸造所ですべての工程を担う計画だ。

 風力発電を中心に自然エネルギーを手がけてきたCEFのノウハウを使い、気象環境のビッグデータ解析や、イスラエル企業の先端的な散水技術も駆使した農業を目指す。元牧草地の土地は、根室産のホタテの貝殻なども使って土壌品質の調整もしていくという。

 根室は寒流の親潮が近くを流…

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