原則、外出も来県も自粛を 宮崎県が独自の緊急事態宣言

神谷裕司
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 宮崎県は9日、宮崎市を中心に新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大が続いているとして、県全域を対象に県独自の緊急事態宣言を出した。31日までをめどとし、期限は感染状況を見極めて判断するという。県独自宣言の発令は1月7日~2月7日以来、2度目となる。

 記者会見した河野俊嗣知事は「宮崎市の感染の早期沈静化を図り、同市から他圏域への拡大を防ぎたい。県外からの感染持ち込みも防ぐ」と説明。県民らに対し6項目を呼びかけた。

 ①原則、外出自粛。日常生活圏内で過ごし、特に宮崎市との往来は慎重に判断してほしい。

 ②原則、県外との往来自粛。

 ③原則、県外からの来県自粛。

 ④イベントの開催制限。延期できるものは延期を。

 ⑤会食の制限。身近な人と4人以下、2時間以内。

 ⑥テレワークや時差出勤の推奨。

 県教育委員会は宣言の期間中、県立学校の修学旅行や体育大会などを実施せず、部活動は校内だけに限る。また、県立美術館や県総合博物館などを10日から休館にする。

 また、県と宮崎市は9日、新たに36人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。県内の感染者数は2555人になった。県によると、最近は新規感染者のうち変異株が9割近くに上るという。(神谷裕司)