「後藤田氏を非公認に」 自民徳島県連が申し入れ可決

有料会員記事

杉田基
[PR]

 次期衆院選の徳島1区の公認をめぐり、自民党県連が揺れている。県議会の最大会派「県議会自民党」(24人)が、現職で1区支部長の後藤田正純議員(51)について、「うそとでたらめにまみれた言動」があるなどとして公認しないよう求める申し入れをし、9日の県連常任総務会で30対4の賛成多数で可決された。これに対し、後藤田氏は「不当介入」と猛反発しており、対立は尾を引きそうだ。

 後藤田氏は大叔父が故後藤田正晴官房長官で、当選7回。妻は女優の水野真紀さん。

 申し入れでは、公認権を持つ党本部に対し、後藤田氏の非公認を求めている。本部へ申し入れる時期や方法は、県連会長の山口俊一・衆院議員(徳島2区)に一任された。山口氏は会見で「県議が全員で申し入れをしたというのは前代未聞。大変重く受け止めざるを得ない」としながらも、「これからの県連運営を考えて慎重にやっていきたい」「決めるのはあくまで党本部。ただ、党本部としてどう考えるか正式にお話は頂きたい」と語った。

 この日の常任総務会では、会長の山口氏、幹事長の嘉見博之県議(県議会自民党会長)らを再任する人事案も提案された。オンライン出席した後藤田氏は「県連のガバナンスが揺らいでいる。刷新を求める」と反対したが、賛成多数で可決された。

 県議会自民党は、後藤田氏がこれまでフェイスブックなどで知事と県議会を「なれ合い」と批判してきたことについて、申入書で「県議会最大会派として、政策議論を行っており、なれ合いなどという指摘に憤りを覚える」「同志として認められない」などと反発。嘉見県議は「(後藤田氏の言動は)覚悟のうえでやっとるんだろう」と突き放した。

 一方、後藤田氏は常任総務会終了後、「(申し入れは)当事者たる1区支部長や支部を無視し、不当介入。議決は前代未聞の独善。県民に真実を取り戻す」とフェイスブックに投稿した。

 県議らと後藤田氏の確執があ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。