「聖火リレーのアトラクションは中止」 秋田知事が表明
佐竹敬久・秋田県知事は9日、報道各社の取材に対し、6月8、9日に県内で予定されている東京五輪の聖火リレーに関連する、すべてのアトラクションとセレモニーを中止する考えを明らかにした。「やれば人が集まる。会場内は仕切っても周りにいっぱい人が来る。だから一切のアトラクションをやめようということで進めている」と述べた。感染状況がこのまま推移すれば「聖火リレー中止もありうる」とも語った。
県は聖火到着を祝うイベントの観覧者を、事前予約制で募集していた。
佐竹知事はこの日、県庁で記者会見し、県独自の感染警戒レベルを秋田市内に限って「4」に引き上げると発表した。その後、聖火リレーへの影響を記者に問われて答えた。「アトラクションがないとただ走るだけ。ひっそり走ればいい。黙って走る。何もPRしないで走ればいい。スポーツはそれでいいんだよ」などと語った。(佐藤仁彦)
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