滅びた岐阜を救え!織田信長も仲間に スマホゲーム話題

松永佳伸
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 岐阜県を舞台にしたスマートフォン向けロールプレイングゲーム(RPG)「岐阜クエスト」が人気を集めている。地元のマスコットキャラクターや戦国武将が仲間として登場。魔物によって滅びた岐阜県を救うため、県内42市町村を巡ってご当地グルメを食べたり、敵を倒したりしながら冒険を進め、「岐阜力」を高めていく。

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 岐阜クエストは、ウェブサイトやスマホアプリの制作、運営を手掛ける「blazeworks」(東京都)が、ご当地ゲーム第1弾として開発し、アプリを無料配信している。約2年前、岐阜県出身のプログラマーが「地元に関わるゲームをつくりたい」と提案したのがきっかけ。

 2015年に同社を立ち上げた名古屋市出身のゲームクリエーター和田瞳さんは、図書館やインターネットで情報を集めたり、県民と話したりするなかで、「地元の人も知らない発見がたくさんあることに気付いた」といい、「ゲームを通じて岐阜の魅力を楽しく知り、好きになってもらいたい」と思い立った。

 和田さんは、各務原市出身の男性と結婚したこともあり、将来は移住することを決めているという。

 ゲームの舞台は、突如現れた魔物によって滅ぼされた岐阜県。人気RPG「ドラゴンクエスト」を思わせる画面で、プレーヤーは勇者として42市町村を巡って、住民との会話をヒントにしながらクイズに答えたり、魔物を倒したりする。手に入れたポイント「ぎふりょく」を増やして成長させ、最強の県民を目指す。

 42市町村のことを一つずつ調べ、五平餅や各務原キムチなどのご当地グルメを食べたり、それぞれの町でストーリーが発生したりする。冒険の途中には実在する岐阜出身のタレントやアイドル、マスコットキャラクターのほか、織田信長明智光秀などの戦国武将も仲間に加わる。

 子どもも楽しめるように画面の表示はひらがなやカタカナにし、操作性にもこだわったという。

 和田さんは「コロナ禍でなかなか出かけることができないなか、岐阜クエストはどこからでもプレーできる。ゲームの中で県内を歩き回って、おいしい料理や会話を楽しんでほしい。実際に現地へ足を運び、見たり、食べたりしたくなるはずです」とPRする。

 アプリは、アンドロイドiPhoneに対応し、ダウンロードと基本プレーは無料。(松永佳伸)