架空サービスの詐欺疑いで再逮捕 被害総額は5.3億円

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 実体のないサービスの代金名目で顧客の口座から現金を引き出したとして、警視庁はインターネット接続事業者「あくびコミュニケーションズ」(東京都渋谷区破産手続き中)の創業者遠山和久容疑者(39)=東京都目黒区=ら2人を電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕し、10日発表した。

 ほかに再逮捕されたのは同社社長の佐竹雅哉容疑者(43)=埼玉県越谷市。2人の逮捕は4月に続き2回目で、警視庁が立件した被害総額は計約5億3千万円、被害に遭った顧客は計約6600人になった。

 捜査2課によると、再逮捕容疑は2020年1月、ネット接続サービスを提供していた約1800人の顧客の口座から計約2億5千万円を不正に引き出したというもの。被害者はいずれもクレジットカード払いの契約を結んでいたという。同課は2人の認否を明らかにしていない。

 同社は、不適切な勧誘や料金の過大請求が発覚し、当時は経営が悪化していた。同課は、遠山容疑者が指示役とみており、被害金を運転資金に充てたとみている。