世田谷一家殺害現場に落書き 容疑の少年「事件知らず」

[PR]

 東京都世田谷区で住宅を囲うフェンスなどに落書きをしたとして、警視庁は10日、都内の男子高校生(17)を器物損壊容疑で書類送検した。成城署への取材で分かった。

 住宅は2000年に会社員宮澤みきおさん(当時44)の一家4人が殺害された現場。生徒は「事件を知らなかった。こんな大事になるとは思わず、反省している」と供述したという。

 署によると、男子生徒は昨年11月29日夕、世田谷区上祖師谷3丁目で、住宅を囲むフェンスや近くの公園の遊具に落書きをした疑いがある。ペンを使い、縦60センチ、横35センチのサインや数十センチ四方の人の顔などを描いたという。

 署は周辺の防犯カメラの映像から男子生徒を特定した。男子生徒は「ユーチューブなどで壁に絵を描く動画を見て、描いてみようと思った」などと話したという。

 現場の住宅をめぐっては、警視庁が昨年2月、証拠保全のために続けていた24時間態勢の警備をやめた。土地を所有する東京都と建物を所有する遺族側が取り壊しについて協議を続けている。