記者も警官に押され恐怖 東エルサレム、緊迫の抗議デモ

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エルサレム=清宮涼
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 中東エルサレムで、パレスチナ人によるイスラエルへの抗議の声が高まり、衝突が激しくなっている。対立の火種の一つが、パレスチナ人が立ち退きを迫られている東エルサレムのシェイクジャラ地区だ。9日、対立の現場に記者が入った。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で、それまでヨルダン領だった東エルサレムを占領し、一方的に併合した。イスラエルは東西全てのエルサレムを「首都」と主張。現在もパレスチナ人が多く住むが、ユダヤ人の入植を進めている。

 日本を含め、多くの国はイスラエルの「首都」と認めず、国連安保理は入植を国際法違反と指摘している。

 シェイクジャラ地区では500人にも上るパレスチナ人が立ち退きの危機にあるとされ、抗議デモが連日続く。イスラエル警察は先週、立ち退きを迫られている家族が住む地域にフェンスを設け、パレスチナ人らの立ち入りを規制し始めた。

 9日夜、記者はイスラエル警察に記者証を見せ、フェンスを越えた。

警察の目盗みジャンプ

 「声を上げよう」「占領者には屈しない」。パレスチナ人の若者ら100人近くが輪になり、イスラエルや入植者への抗議の声を上げていた。SNSで生中継している若者もいる。

 近隣住民によると、若者らは…

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