桜前線が最東端に到着 根室でチシマザクラ開花

大野正美
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 北海道根室市と市観光協会は10日、チシマザクラの標本木の開花を宣言し、桜前線が本土最東端に達した。2018年まで7年連続で桜の遅咲き日本一だったが、ここ2年は同じく北海道の釧路市や稚内市のエゾヤマザクラの方が遅かった。今年は両市が8日に宣言し、3年ぶりに最も遅い開花となった。

 根室地方合同庁舎前庭の標本木を確認して、開花を宣言した市商工観光課の得能浩志課長(46)は「市内の明治公園では近代化産業遺産のサイロとチシマザクラを16日夜までライトアップ中です。新型コロナウイルス感染防止に努めつつ、春を感じていただければ」と話した。

 根室での標本木観測は1960年からで、開花が最も遅かったのは84年の5月30日。今年は平年より8日早かった。(大野正美)