捕鯨母船、後継船を建造へ 日本近海での操業を想定

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高木真也
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 捕鯨母船「日新丸」(8145トン)を運航する共同船舶は10日、後継となる母船をつくり、2024年3月の就航をめざすと発表した。建造費は約60億円と見積もり、国の補助金を使わないようにしたいという。

 将来の捕獲開始を見込む大型のナガスクジラを収容するため、日新丸と同程度の規模にする。後継船の建造費は、水産庁が非公開の検討会で100億~170億円と試算していたとされる。共同船舶によると、船の出力を抑えることなどで建造費を半額程度にできるという。南極海での定期的な操業を事実上断念することでコストを抑える。出力が比較的小さくなるため、日新丸のように南極海で定期的に操業することは難しくなる。22年春をめどに入札をして、建造業者を決める。

 共同船舶の所英樹社長は会見で「将来の食糧危機に備えて最低限の機能は付けるが、基本的には日本近海で操業する」と述べた。

 日新丸は捕鯨船団を指揮した…

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