井村屋の3月期、利益4・7倍 あずきバーが過去最高

新型コロナウイルス

根本晃
[PR]

 井村屋グループ(津市)が10日発表した2021年3月期決算は、純利益が前年比4・7倍の6億5千万円だった。新型コロナウイルスの影響をうけ、巣ごもりや内食の需要が高まり、主力の「あずきバー」シリーズの売上本数は2億9千万本と過去最高を記録した。

 ようかんやおしるこなど小豆をつかった商品や、「冷凍パックまん」や豚肉の代わりに大豆を使用した新商品「大豆ミートまん」も好調で、小豆の原料費の低下も増益につながった。一方、外出自粛の影響でコンビニなどでの「肉まん・あんまん」などは振るわず、売上高は同0・4%減の421億円と横ばいだった。22年3月期は売上高が410億円、純利益が8億2千万円を見込んでいる。

 同時に発表した、23年度までの3年間の中期経営計画では、売上高を465億円、海外事業比率を7・5%(20年度は5・4%)に引き上げる目標を掲げた。グループ会社のあるマレーシアを中心に、東南アジアでの冷菓の販売に力を入れる。

 また、女性管理職比率を15%以上(今年4月は11・3%)にすることもめざす。中島伸子社長はこの日の会見で、「食品業界は女性の特性をいかせるので、しっかり育てていきたい」と語った。(根本晃)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]