iPhone3台購入?知らぬ間に42万円 被害者証言

[PR]

 楽天モバイルが4月末に販売を始めた米アップルスマートフォンiPhone」について、不正に購入された疑いがある事案が複数起きている問題で、大阪府内に住む女性(26)が朝日新聞の取材に応じ、計約42万円が不正利用されたと証言した。

 女性が不正利用に気づいたのは7日昼ごろ。自分の銀行口座の記録をみると、同日午前3時ごろに、「楽天モバイル」に対して「14万1700円」を3回支払ったことになっていた。普段使っていないデビットカードで決済されており、全く身に覚えがなかった。

 調べてみると、不正利用された金額が、楽天モバイルが4月末から販売を始めたアップル社の「iPhone 12 Pro Max」と一致しているのに気づいた。iPhoneを3台購入するのに使われたとみられる。

 その日のうちに、銀行や楽天モバイルに被害を連絡。9日になり、楽天モバイルから返金処理がなされた。

 口座にあったお金は、夏に控える結婚式に向けた費用で、返金までは気が気でなかったという。「使っていないデビットカードは止めておけばよかった。まさかこんなことになるとは思っていなかった」。ツイッターには他にも被害を訴える人がいるとして、「楽天モバイル側から正式に注意喚起などの対応をしてほしい」と話す。

     ◇

 楽天モバイルは10日、「不正な製品購入の対策強化」として、現在複数台購入している注文の一部について、出荷停止などの措置をしている、と同社ウェブサイトで公表した。身に覚えのないクレジットカードやデビットカードの利用があった場合は、利用しているクレジットカード会社の相談窓口に連絡するよう呼びかけている。