ハグもパブの屋内営業もOK 英国、ロックダウン緩和へ

新型コロナウイルス

ロンドン=金成隆一
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 英政府は10日、新型コロナウイルスの感染拡大で1月に導入したロックダウン都市封鎖)を部分緩和し、イングランドの飲食店やパブなどの屋内営業を今月17日に解禁する、と正式に決めた。パブなどの屋外営業を認めた先月に続く、緩和の第3弾。友人らとのハグ(抱擁)もできるようになる。

 飲食店のほか、映画館や美術館、スポーツ会場など屋内施設の再開も認められる。屋内での6人か2世帯までの、屋外での30人までの集まりも可能になる。学校や大学の教室でのマスク着用も義務ではなくなるが、生徒や学生らは引き続き自宅での週2回のコロナ検査を求められる。

 ハグなどの「濃厚接触(close contact)」もできるようになるが、政府は「感染リスクを伴うことに変わりはない」とも注意喚起。ジョンソン首相も10日の記者会見で「ハグなどの濃厚接触は直接の感染経路になる。大切な人がワクチンを接種したかなどを考えて欲しい」と述べ、慎重さを求めた。職場や店舗などで、社会的距離を確保することの継続も訴えた。

 政府は2月に全4段階の緩和計画を示し、今回は3月のステップ1、4月のステップ2に続く、ステップ3の位置づけ。ワクチン接種が順調で、効果も確認されたことなどから予定通りの実施が決まった。次も一定の条件をクリアすれば、残りの法的規制が6月21日以降の「ステップ4」で解除される見通し。

 英国ではワクチン接種が順調で、今月9日時点で成人に占める1回目のワクチン接種率は67%を、2本目は33%を超えている。(ロンドン=金成隆一)

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