米国務長官、台湾のWHO総会参加要求「排除理由ない」

ワシントン=園田耕司
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 5月下旬に開催される世界保健機関(WHO)総会をめぐり、ブリンケン米国務長官は7日、台湾をオブザーバーとして参加させることを要求する声明を発表した。台湾はWHO総会参加を求めているが、中国の反対で実現していない。

 ブリンケン氏は声明で、「台湾を排除し続けていることを正当化する理由は何も見当たらない」と強調し、WHOのテドロス事務局長に台湾のWHO総会参加を要求。「世界的な健康危機に際し、国境や政治論争を重視するべきではない」とも述べ、「台湾は彼らのアプローチから学んだ教訓を提供するとともに、価値ある貢献をしてくれるだろう」と語った。

 トランプ政権も昨年11月、WHO総会への台湾参加を要求したが、台湾を自国の一部とみなす中国が反対して実現しなかった。5日に閉幕した主要7カ国(G7)外相会議の共同声明でも、台湾の参加への支持が盛り込まれた。(ワシントン=園田耕司)