ガザ空爆で20人死亡 イスラエル軍、ロケット弾に報復

エルサレム=清宮涼
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 イスラエル軍によると、パレスチナ自治区ガザ地区から10日、エルサレムなどイスラエル国内に向けて約150発のロケット弾が発射された。イスラエル軍は報復としてガザ地区の軍事拠点などを空爆。子どもを含む20人が死亡した。エルサレムでの対立に端を発し、緊張が高まっている。

 ガザの保健省によると、死者20人のうち子どもは9人。けが人は65人に上る。

 一方、イスラエル軍によると、ガザ地区からエルサレムにロケット弾7発が発射された。エルサレム郊外に着弾したが、けが人は出ていない。

 ここ数日、エルサレムにあるイスラム教の聖地「アルアクサ・モスク」などでパレスチナ人とイスラエルの治安当局の衝突が続いている。ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」は10日、ロケット弾の発射は「聖地に対する攻撃への報復」だとした。エルサレムにロケット弾が発射されたのは、ガザ紛争が起きた2014年以来。

 イスラエルのネタニヤフ首相は10日、「レッドラインを越えた。我々を攻撃する者は重い代償を支払う」と批判した。(エルサレム=清宮涼