米サイバー攻撃、ハッカー集団による犯行 ロシアと関連

有料会員記事

ワシントン=高野遼、ニューヨーク=真海喬生
[PR]

 米石油パイプラインがサイバー攻撃を受けた問題で、連邦捜査局(FBI)は10日、ハッカー集団「ダークサイド」のランサムウェア(身代金ウイルス)による攻撃だと断定した。同集団はロシアとの関連が指摘されており、バイデン米大統領は同日、「ロシアには、この問題に対処する一定の責任がある」と語った。

 AFP通信によると、ダークサイドは昨年から欧米などで企業に対して攻撃を仕掛け、数十万~数百万ドルの身代金を要求。身代金を支払えばコンピューターシステムを正常に復帰させるが、応じなければ流出した情報を公開する手法を採るという。

 ロイター通信によると、ダークサイドは10日、ホームページ上に「我々の目的は金銭を得ることで、社会に問題を引き起こすことではない」と声明を発表した。運営会社のコロニアルパイプラインは、身代金を支払ったかどうかについて明かしていない。

 バイデン氏は同日、記者会見で「深刻に受け止めている。FBIと司法省は、ランサムウェアを使う犯罪者たちを起訴するための捜査を続けている」としたうえで、「現時点ではロシアが関与した証拠はないが、関係者がロシアにいるという証拠はある」と述べた。

 サイバー攻撃による経済面の…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。