ローラ、ヤングマン…輝き今も 西城秀樹さん没後3年 

会員記事

斎藤健一郎
[PR]

 スター西城秀樹が63歳の生涯を閉じて、5月16日で3年。この間、改めてヒデキの歌声や作品の評価が進み、スペシャルボックスや書籍の出版が相次いでいます。今、ヒデキを聴くならどのタイトルなのか。1600人あまりの読者にアンケートをした結果を発表します。

拡大する写真・図版ステージのリハーサルで演奏に耳をすます西城秀樹さん=2006年8月、東京・銀座、久松弘樹撮影

 1972年にデビューしてから46年間のシングルA面曲で、1位になったのは74年発表の「傷だらけのローラ」だった。「憧れのカッコいいアニキという存在。もう一度『ローラ』と力強く叫んでほしい、力をほしい」(大阪、64歳男性)、「ドラマで見るひょうきんで明るい彼から想像もできない、悲壮で心に迫る歌声に、身も心もトロけそうでした」(大阪、65歳女性)、などの回答が寄せられた。

 「ワイルドな17歳」というキャッチフレーズでデビューしてからまだ2年と少し、秀樹さんはこの年、TBSドラマ「寺内貫太郎一家」に出演して役者としても国民的な人気を集めていた。ドラマで見せる10代の表情から一転、歌うときは激しく情熱的で、野性的な大人の気配を漂わせる。ハスキーボイスと高音のシャウトの魅力を存分に出したこの「傷だらけのローラ」で、2年連続の日本レコード大賞歌唱賞受賞と紅白歌合戦初出場を果たした。

「ローラ」12回 すべて歌い分けていた

 3分6秒の曲の冒頭から終わりまで12回にわたって出てくる「ローラ」のフレーズを、すべて歌い分けていたとポピュラー音楽の研究者・北川純子さんは驚嘆する。

 ある時はいたわるように、あ…

この記事は会員記事会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。