「接種予約を代行します」の勧誘 消費者庁が注意喚起

前田朱莉亜
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 高齢者向けの新型コロナウイルスのワクチン接種の受け付けが各自治体で本格化する中、「予約を代行する」という勧誘の電話を受けたといった相談が、各地の消費生活センターに寄せられている。詐欺の可能性もあり、消費者庁は「見知らぬ人から勧誘を受けても安易に信じないで」と注意を呼びかけている。

 消費者庁によると、全国の消費生活センターに「市の関係者を名乗る人物から『お金を出すと接種の希望日が選べる』という電話が来た」「『ワクチン接種の予約代行をする』とうたう勧誘者が自宅に来た」などの相談が、これまでに少なくとも85件寄せられたという。優先的にワクチン接種が受けられるとして、5千円を支払ったケースもあるという。ワクチンは無料で接種できる。

 同庁の担当者は「予約代行などの勧誘を受けても安易に信じてお金を払うことのないようにして」と話す。国民生活センターはワクチン詐欺専用の消費者ホットライン(0120・797・188、土日祝日も含め午前10時~午後4時)を設け、無料で相談を受け付けている。(前田朱莉亜)