岡山県の聖火リレー、公道での実施は中止へ 知事が方針

中村建太
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 岡山県の伊原木隆太知事は10日、県内で予定される東京五輪聖火リレーについて、公道での実施を全て中止する方針を示した。近く大会組織委員会に要請し、正式決定される見込み。

 報道陣の取材に「残念だが、公道での聖火リレーは無理だと判断した」と述べた。県内では19、20日に12市町でランナーが公道のルートを走る予定だった。感染状況悪化を受け、岡山市倉敷市が7日、「公道での実施は困難」との意向を県に伝えていた。

 知事によると、県実行委員会はこれを受け、10日午前に県全域の公道での実施中止を決めた。対象の12市町に伝え、ほぼ全ての首長が同意したという。岡山市津山市で19、20日にそれぞれ予定される記念式典「セレブレーション」が中心行事になる見込み。

 また、県市長会(会長・伊東香織倉敷市長)はこの日、感染対策のさらなる強化を県に要望した。要望書では、県独自の緊急事態宣言などを出すことや、各自治体への素早いワクチン供給などを求めた。(中村建太)