「アホ」の貼り紙100枚…泣きながらはがしたレスラー

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森直由
【動画】マンションの入り口付近に貼られた貼り紙=コレガプロレスリング提供
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 4月20日の早朝。大阪市在住のプロレスラー崔領二さん(40)は、自身が代表を務めるプロレス団体所有の市内の5階建てマンションに行った。入り口のドアから2階へ続く階段にかけて、赤い文字で「アホ」と書かれた貼り紙約100枚があった。「これまで頑張ってきたのに、情けなくなった」。一人でぼろぼろと涙を流しながら、貼り紙を一枚ずつはがした。

 崔さんらが「コレガプロレスリング」を立ち上げたのは、大阪に2度目の緊急事態宣言が出ていた1月19日。3年ほど前から場所探しを続け、大阪市福島区内に理想の会場を見つけた。最大約500人が収容できる。日曜日をのぞく週6日、午後6時から約1時間半にわたり興行を開いてきた。ユーチューブで無料ライブ配信もしている。

 会場で最も気を使っているのが、新型コロナの「万全の感染防止対策」だ。チケットはネット販売のみで、観客のマスク着用や検温、消毒などを徹底。試合の間ごとに約5分間にわたりロープなどを消毒し、毎日20リットルほどの消毒液を使う。試合後も深夜まで会場の消毒作業をして、関係者の間では、感染者は一人も出ていないという。

 何者かによる嫌がらせが始ま…

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