山に捨てられた子犬、脚に粘着テープ 発見者の胸騒ぎ

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岩本修弥
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 神戸市中央区兵庫県警葺合(ふきあい)署。5月10日午後6時前。茶色い毛がもこもこの子犬がケージから、ちょこちょこっと出てきた。

 「おお、久しぶりやな」。中学校教諭の宇都宮和史さん(30)=同市灘区=が声をかけると、元気よく「ワンッ」。宇都宮さんは喜びをかみしめるように、両手でぎゅっと子犬を抱いた。

 なぜ、警察署で再会したのか。その理由は1カ月前の「事件」にある。

 4月2日朝。宇都宮さんは神戸市北区にある勤務先の中学校へ車で向かっていた。

 六甲山中を走る表六甲ドライブウェイの頂上付近にさしかかった時だ。道路の端で、黒い何かがかすかに動いた。

 「何やろ」

 いったん通り過ぎた。でも、なんだか胸騒ぎがしてUターンした。

 近づいて見ると、「黒い何か…

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