日本芸術院、会員選考を透明化へ 外部からの推薦可能に

有料会員記事

神宮桃子
[PR]

 顕著な功績のある芸術家を顕彰する国の機関「日本芸術院」の会員選考について、文化庁の有識者会議は外部の目を入れ透明化を図る見直し案をまとめた。現会員の推薦のみに基づいて選んでいる現在の方法を改め、外部の有識者も推薦できるようにする。関係者への取材でわかった。12日にも案を決定し、日本芸術院側に対応を求める。

 日本芸術院は、優れた芸術家を優遇するための「栄誉機関」として文化庁に置かれている組織。会員の定員は120人。4月26日現在、「美術」「文芸」「音楽・演劇・舞踊」の3部会に連なる計16の分野で、計100人の会員がいる。

 会員は非常勤の国家公務員の扱いで、毎年250万円の年金が支給される。任期はなく終身会員のため、会員が亡くなると欠員を補充するかたちで年に1回新しい会員を選んでいる。

 現在の選考方法は会員の推薦をもとに内部で選挙を行い、文部科学相が任命する仕組みだ。だが、「現会員の覚えのめでたい人が引き立てられやすく、閉鎖的だ」などといった指摘が出ていた。

 関係者によると、文化庁の検…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。