コロナ感染の聖火リレー関係者、予防策破り8人と会食 

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 東京五輪の大会組織委員会は11日、佐賀県内で聖火リレーの運営に関わり、新型コロナウイルスに感染した外部業者の車の運転手が、リレーに同行していた同僚8人と複数回、県内で会食していたと発表した。8人はPCR検査で陰性だったが、組織委が定めた感染予防策を守っていなかった。

 佐賀県でリレーが行われたのは9、10の両日。運転手は9日にあった県内のリレーで隊列の外で後方支援をする車を運転していたが、期間中、同僚8人と会話しながら対面で会食。宿泊地の同県鳥栖市で9日に発症し、10日に陽性が確認された。同僚8人以外にも、リレー業務でほか9人と接触があったが、いずれも検査で陰性だったという。

 組織委は、運転手らが所属する業者名を公開せず、飲酒の有無も明らかにしていない。

 聖火リレーの運営に関わる業者や地元自治体の職員らに対して組織委は、複数人での対面の会食などをしないよう感染予防策を定めていた。「このような事案が起きたことは大変遺憾。所属元に厳重に注意を行い、感染予防の徹底を要請した」としている。