テルアビブにロケット弾、女性1人死亡 応酬が激化

エルサレム=清宮涼
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 イスラエルのテルアビブで11日、パレスチナ自治区ガザ地区から発射されたロケット弾が着弾し、1人の死亡が確認された。イスラエル軍は10日、ガザ地区を空爆し、多数の死傷者が出たばかりだった。双方の応酬が激しくなっている。

 ガザ地区を実効支配するイスラム組織「ハマス」は、イスラエルによる空爆への報復としてテルアビブにロケット弾約130発を発射したとする声明を出した。イスラエルメディアによると、テルアビブ郊外に複数が着弾。バスが燃えたほか、女性1人の死亡が確認された。

 イスラエルは10日夜、ガザ地区の約140カ所を空爆した。ガザの保健省によると30人が死亡し、200人の負傷が確認されている。イスラエル軍は、ハマスや武装組織「イスラム聖戦」の司令官らを殺害したとし、市民の被害については明らかにしていない。

 イスラエルのネタニヤフ首相は11日の会見で、ハマスやイスラム聖戦を名指し、「彼らは攻撃に対する重い代償を支払っており、これからも支払うことになるだろう」と述べた。

 ロケット弾の着弾を受けてテルアビブにあるベングリオン空港が一時封鎖されたが、その後再開された。(エルサレム=清宮涼