トヨタ、2030年に電動車800万台へ「脱炭素」加速

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 トヨタ自動車は12日、2030年に電動車の世界販売台数を800万台程度とする新たな目標を発表した。新車販売の約8割を電動車に置き換える。世界で「脱炭素」の動きが加速する中、二酸化炭素(CO2)の排出が少ない電動化への切り替えを急ぐ。

 800万台の内訳は、CO2を全く出さない電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)が約200万台。ガソリンエンジンとモーターを併用するハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)が約600万台。HVはトヨタが得意とする技術で、今後も電動車の主力と位置づける。

 トヨタは20年度の電動車販売で初めて200万台を突破し、その大半がHVだ。これまでは、25年ごろに電動車の販売を550万台以上にする目標を立てていた。

 欧米の自動車メーカー大手は「脱ガソリン」の動きが進んでいる。日本勢でもホンダは先月、世界で売る自動車のすべてを40年までにEVかFCVにし、ガソリン車だけでなく、HVすら販売しない目標を打ち出した。