ソフトバンクG、純利益4兆9879億円 国内過去最高

[PR]

 ソフトバンクグループが12日発表した2021年3月期決算は、純損益が4兆9879億円の黒字(前年は9615億円の赤字)で、国内企業で過去最高となった。売上高は前年より7.4%増の5兆6281億円だった。投資している海外企業の株価が上昇し、含み益がふくらんだ。

 これまで国内企業で純利益が高かったのは、トヨタ自動車の18年3月期の2兆4939億円だった。

 純利益を押し上げたのは投資事業だ。コロナ禍のなか世界的に金融緩和が進み、各国の株式市場にお金が流れ込んでいる。ソフトバンクグループの投資先では、株価が上昇したところが相次いだ。なかには株式を新規上場したところもあり、株価上昇による含み益が大きくなった。

 携帯電話子会社のソフトバンクやネット通販大手のヤフーの業績も好調で、収益に貢献した。

 ソフトバンクグループの21年3月期決算は国際会計基準を採用している。トヨタ自動車の18年3月期決算は米国会計基準だった。