「おちょやん」での衝撃とは あっぱれさん役の渋谷天笑

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向井大輔
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 5月14日に最終回を迎えるNHKの朝ドラ「おちょやん」で、「あっぱれさん」こと「須賀廼家天晴(すがのやあっぱれ)」を好演している。ヒロイン竹井千代(杉咲花)らと苦楽をともにする「鶴亀新喜劇」の劇団員。自身も、モデルとなった「松竹新喜劇」の俳優だ。劇団の将来を担う役者として期待されている。

 当初は「しっかりしていて、みんなのまとめ役」と聞いていた。だが脚本を読み進めると、どうも違う。まとめるどころか、みんなでわいわい騒いだり、得意げに決めぜりふ「雨降って地固まる」を言ってみたり。「その時々を楽しむ“普通の人間”なんだ」と気づいた。

 普通の人間を演じる難しさは、市井の人々の日常を描く松竹新喜劇の舞台で痛感してきた。演じるだけでなく、自分に人間味がないと伝わらない。いま天晴を演じるなかで、劇団の黄金期を築いた藤山寛美の「役者になる前に人間にならなあかん」という言葉を改めてかみしめている。

記事の後半で、天笑さんが撮影現場で目撃したエピソードや、自身のこれまでについて触れています

 竹井千代役の杉咲について、敬意を込めて「お芝居の化け物」という。「関西弁は僕よりもうまくなったんじゃないかな。アドリブも関西弁で。本当に天才だなと思った」と話す。

 つっけんどんな須賀廼家千之…

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