イスラエル首相「重い代償を」 ガザ地区での衝突激化

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エルサレム=清宮涼
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 パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル軍と武装勢力の衝突が激しさを増している。11日にはガザからのロケット弾がテルアビブに着弾。イスラエル軍の空爆も続く。国際社会は懸念を深めるが、事態が沈静化する見通しは立っていない。

 イスラエル軍は10日夜、ガザ地区の約140カ所を空爆した。ガザの保健省によると、これまでに子ども14人を含む53人が死亡した。イスラエル軍は11、12両日にも、ガザの軍事拠点などへの攻撃を続けた。

 一方、ガザを実効支配するイスラム組織「ハマス」は、テルアビブにロケット弾約130発を発射したとする声明を出した。イスラエル軍によると、10日以降にガザから発射されたロケット弾は計約850発。多くがイスラエル軍によって迎撃されたが、テルアビブ郊外に複数が着弾した。現地報道によると、イスラエル側では16歳の女性を含む6人の死亡が確認され、けが人は200人に上る。

 イスラエルのネタニヤフ首相は11日の会見で、ハマスや武装組織「イスラム聖戦」を名指しし、「彼らは攻撃に対する重い代償を払っており、これからも払うことになるだろう」と述べた。

 国際社会からは状況を憂慮す…

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