予想屋側から10万円受領 笠松競馬が男性騎手を処分へ

村上潤治
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 笠松競馬(岐阜県笠松町)に所属する男性騎手が、競馬の公正を害するおそれがある者から金銭を受け取ったとして、同競馬を運営する岐阜県地方競馬組合は12日、この騎手を騎乗停止の処分にする方針を明らかにした。今後、運営監視委員会を開き、処分期間などを決める。

 組合などによると、騎手は今年3月、競馬予想をする元騎手が実施したSNS上の懸賞に応募し、10万円を受けとったという。組合の騎手への管理者指示事項に違反するという。SNSで懸賞の受け取りが公表され、組合は3月22日に騎手に聴取していた。

 同競馬では4月、不正に馬券を購入していたとして、元調教師や騎手ら30人が「競馬関与禁止」などの処分を受けた。今回、金銭を受け取った騎手も戒告処分を受けている。騎手は組合に対し、「競馬が開催されず、生活費の足しにしようとした。バカなことをした」と話しているという。

 今回の問題を受け、競馬再開は6月以降にずれ込む見込みだ。(村上潤治)