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コロナ感染、大阪府立校の休校が延べ174校に

加藤あず佐、宮崎亮
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 大阪府教育委員会は12日、教員や生徒の新型コロナ感染により、4月1日から今月12日までに臨時休校した府立高校と支援学校が延べ174校に上ったと明らかにした。昨年度1年間の休校数(延べ225校)の8割近くに達している。

 府教委によると、多くのケースで感染者は1~2人だったが、府立高校2校では集団感染が起き、部活動中にマスクを外していたことなどが要因とされた。

 大阪市立学校でも4月の始業から今月12日までに延べ65の小中学校・園が臨時休校した。感染者は大半が1人で、最大3人だった。

 一方、4月の始業後、堺市では市立中学校で休校が1校あったのみ。東大阪市では市立小中などの休校はゼロだった。堺市では今月12日に小学校1校で学級閉鎖があったが、東大阪市では学級や学年の閉鎖もなかった。

 自治体によって差が出ていることについて、府教委の担当者は「臨時休校は自治体の判断。感染者が出た場合でも、濃厚接触者の確認など保健所の調査が早く終われば、休校にならない場合もある」と話す。

 橋本正司・府教育長は12日の定例会見で、府立学校の休校が増えている事態について「府内の感染者が増える中で子どもの感染も広がっているが、学校で子ども同士の感染が増えているわけではない」と話した。(加藤あず佐、宮崎亮