大阪市立小中、今年も夏休み短縮検討 市長「仕方ない」

宮崎亮
[PR]

 大阪市立小中学校の学習を「自宅オンラインが基本」としている市教育委員会が、昨年に続いて今年も夏休みの短縮を検討していることがわかった。オンライン学習は授業時数に入らないため、必要な時数を確保するための措置だ。松井一郎市長は12日、報道陣の取材に「学ぶ権利をよりしっかり確保していくということだから、これは仕方ない」と述べた。

 昨年は全国一斉休校による授業の遅れを取り戻すため、小中とも8月7日まで授業があり、夏休みが大幅に減った。大阪市教委の担当者は「夏の暑い時期の登校は子どもの負担が大きい。今年も昨年のようにするのは避けたいが、緊急事態宣言もいつまで続くかわからない」と悩ましげだ。

 小学校の授業時数は通常時は1日あたり5~6時間だが、緊急事態宣言以降、市立小では3限または4限から給食までが「登校時間」。オンライン学習は授業時数に入らないため、1日の授業時数は1~2時間となる。中学校も1日2時間で、大幅減は同じだ。今の状況が続くほど、不足分は拡大していく。宮崎亮