長岡の花火大会、今年も中止 「ワクチン大幅に遅れて」

新型コロナウイルス

白石和之
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 8月2、3日の「長岡まつり大花火大会」(長岡花火)の開催の可否を検討していた新潟県長岡市は12日、中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないためで、戦後初めて中止した昨年から2年連続。代わりの花火をできるだけ多く打ち上げられないか、検討する。

 この日会見した磯田達伸市長は「なんとしても打ち上げたかったが、ワクチン接種の予定が大幅に遅れ、長岡でも感染が拡大している。どのように工夫しても安全に実施することはできないと判断した」と理由を説明した。

 大会を主催する長岡花火財団は、今年は実施する方向で観覧席への入場者数を制限したりチケット販売を市民に限定したりする感染対策を検討。大型連休明けまで様子を見たが、首都圏などでの感染状況は改善せず、長岡市でも4月下旬以降、新たな感染者が急増していた。

花火以外のイベントは規模縮小して実施へ

 8月1日の平和祭や灯籠(とうろう)流しなど長岡まつりの花火以外のイベントは規模を縮小して可能な限り実施する。

 昨年は長岡花火を中止した代わりに、長岡空襲の犠牲者の慰霊などを目的にした「尺玉」4発ずつを8月2、3両日に打ち上げた。磯田市長は「昨年と同様の4発のほか、場所や打ち上げ日を分散して、さらに市民に楽しんでいただける打ち上げ方が可能か、財団と考えていく」と話した。(白石和之)

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