共同生活 新型コロナ感染目立つ 和歌山県まとめ

新型コロナウイルス

西岡矩毅
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 和歌山県は12日、3月中旬から4月末までの県内の新型コロナウイルスの感染状況についてまとめ、発表した。県が「第4波」とみている感染の拡大は県外との往来がおもな原因だとみている。変異ウイルスの感染者が重症化する例も多数あり、県は基本的な感染予防対策の徹底を呼びかけている。

 3月14日~4月末までに県が計上した感染者986人について調べた。

 保健所別でみると、和歌山市が558人(57%)▽橋本119人(12%)▽岩出98人(10%)▽田辺81人(8%)▽海南50人(5%)▽御坊26人(3%)▽湯浅23人(2%)▽県外31人(3%)。人口が多いところや大阪に近接している地域の感染が多い。

 感染経路が推定できる797人のうち、314人(39%)が同居など共同生活が感染の機会になっていた。次いで会話(143人、18%)、飲食(80人、10%)となっている。家庭内で共有する場所や物、飲食時の注意や、屋内でもマスク着用、距離を空けること、換気が重要だと訴えている。感染経路が不明なのは189人。

 入院中に症状が悪化するケースがみられ、無症状で入院した感染者169人中49人が肺炎を発症し、うち3人が死亡した。

 5月7日までに変異ウイルスと判明した人は283人。そのうち193人(68%)が10~40代。従来ではまれだった若者への酸素投与が必要になったケースが増えているという。

 県福祉保健部の野尻孝子技監は「基本的な感染予防対策は従来ウイルスであっても、変異ウイルスであっても変わらない。症状が出たときには早期に受診をして、感染を広げないようにしてほしい」と呼びかけた。(西岡矩毅)

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