「反トランプ」の共和党幹部を更迭 前大統領の影響なお

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ワシントン=大島隆
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 トランプ前米大統領が退任後も「選挙で不正があった」と主張していることをめぐって、「民主主義を破壊する大うそ」と批判するリズ・チェイニー下院議員が、党指導部から解任された。次の選挙をにらんだ共和党議員の多くは、トランプ氏に同調するか口をつぐんでおり、共和党が今もなお、トランプ氏の大きな影響下にあることが明白になってきた。

拡大する写真・図版チェイニー下院議員=ロイター

 下院共和党は12日、チェイニー下院議員をナンバー3の下院共和党会議議長のポストから解任することを賛成多数で決めた。

 チェイニー氏は、1月6日の議会襲撃事件後、トランプ大統領の弾劾(だんがい)訴追に賛成した共和党議員の一人。「大統領選挙で不正があった」との主張を続けるトランプ氏に対して、「大うそだ」と批判の先頭に立ってきた。

 これに対して、トランプ氏は指導部からチェイニー氏を排除するよう要求。共和党下院トップのマッカーシー院内総務が主導して、今回の更迭に至った。

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