NY株680ドル安、東京株も一時500円超の値下がり

ニューヨーク=真海喬生、津阪直樹
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 米ニューヨーク株式市場で12日、主要企業でつくるダウ工業株平均の終値が前日比681・50ドル(1・99%)安い3万3587・66ドルへと下落した。値下がりは3日連続で、下落幅は計1190ドルを超えた。この日発表された米国の消費者物価指数の上昇率が市場予想を上回り、金利が上昇。投資の魅力が相対的に薄れた株式が売られた。

 特に成長率の高いハイテク株が大きく売られ、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は前日より2・67%下落した。

 米労働省が発表した4月の消費者物価指数は前年同月より4・2%上昇し、12年7カ月ぶりの高い伸びとなった。前年落ち込んだエネルギー価格などの反動に加え、ワクチン接種が進み経済活動が戻る中での労働力不足や消費の回復が重なり、物価の上昇につながった。

 米国の株安を受け、13日の東京株式市場は前日の終値より218円50銭安い2万7929円01銭で取引が開始。その後下げ幅が拡大し、一時500円超下がった。2021年3月期決算で国内企業として過去最高の純利益を12日に発表したソフトバンクグループの株が、利益確定のために売られていることも下落に寄与している。(ニューヨーク=真海喬生、津阪直樹)