ワクチン4回分紛失 北九州市、「空気注射」のミスも

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 北九州市は13日、新型コロナワクチン集団接種会場でワクチン4回分を紛失したと発表した。

 市によると、紛失が判明したのは12日夜。門司区の接種会場で、希釈したワクチン4回分が余ったことから、会場の看護師に接種しようとしたが、事務連絡ミスで予診をする医師がおらず、会場で接種できなくなった。このため、保健所職員4人に接種しようとワクチンを運び出す準備をする際に紛失が判明した。調査中だが、誤って廃棄処分をした可能性が高いという。北橋健治市長は13日の記者会見で「貴重なワクチンが無駄になり、大変申し訳ない。反省し、教訓としたい」と陳謝した。

 また、戸畑区の会場では12日、薬液が入っていない空の注射器を接種対象者に刺すミスがあったことも明らかにした。空気0・3ミリリットルを注射した後、看護師が気づいた。医師が接種対象者の体調に問題がないことを確認し、改めてワクチンを接種したという。