北海道「まん延防止」旭川や小樽も 「医療緊急事態」に

新型コロナウイルス

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 北海道は、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」の適用地域について、現在の札幌市に加え、札幌周辺の石狩地域の市町村や旭川市小樽市にも拡大する方針を示した。道独自の対策として、「北海道医療緊急事態宣言」を出し、全道民に不要不急の外出自粛を要請する。近く道対策本部会議を開いて正式決定する。

 また、国への緊急事態宣言の発出要請については、感染状況が最も深刻な札幌市に限定した実施について国に求めていく方針。現在の緊急事態宣言の発出は都道府県単位で、宣言に基づく休業要請などの対応は都道府県全体で行うことになっている。道は感染状況が札幌と他地域では異なることから、緊急事態宣言の対象地域を限定できるかどうか、国と調整したい意向だ。

 道内では13日に過去最多の712人の新規感染者数を確認。前日12日に過去最多となった529人を大きく上回った。6日連続で400人超の新規感染者が確認されており、最大都市・札幌を中心に感染拡大に歯止めがかかっていない。

 鈴木直道知事は13日午後の道議会での答弁で「医療崩壊を防ぐため、全道を対象にした『北海道医療緊急事態宣言』を速やかに発出し、全ての道民に不要不急の外出自粛を求める必要がある」とし、「札幌との行き来が多い石狩振興局管内と小樽市、感染が広がっている中核市旭川市について、札幌市に加えて重点措置の対象区域とする必要があると考えている」と述べた。

 道内には重点措置が9~31日に適用され、感染拡大が著しい札幌市では12日から酒類提供の自粛要請などが始まっている。こうした対策を、新たに適用される市町村でも実施することになる。

 また、鈴木知事は道への緊急事態宣言の発出を国に要請するかどうかについては、「(重点措置より)さらに強い措置が必要との思いは札幌市長と同じだ。緊急事態宣言の地域を限定した運用について国に改めて求める」とした。

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