家電のバルミューダ、スマホ参入 11月以降に5G発売

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 新興家電メーカーのバルミューダは13日、携帯電話の端末事業に参入すると発表した。高速通信規格「5G」のスマートフォンを開発し、11月以降に売り出す。国内ではソフトバンクのみが取り扱い、SIMフリーモデルも販売する。

 バルミューダは高付加価値路線のトースターや扇風機などを市場に投入して成長し、昨年12月には東証マザーズへの上場を果たした。創業者の寺尾玄社長はスマホ事業について、「我々がチャレンジできるなかで最も大きな市場」とし、独自性のある端末を売り出すことで商機があると説明した。すでにスマホアプリも開発中で、「使い心地がいい、まさに体験価値を提供できる商品を開発している」という。

 京セラが製造パートナーとなり、開発や設計も共同で進めている。デザインや名称などの発表スケジュールは未定。「価格で訴求する商品ではない」(寺尾社長)といい、中高価格帯の商品になる見通しだ。

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